どうも、底辺芸人です。
いきなりですが、芸人は舞台でネタをする時にお客さんの人数でモチベーションが変わると思いますか?
当たり前ですが、お客さんが多い方が良いのは確かです。今回は僕なりの意見ですが芸人目線で、お客さんの人数とモチベーションについて話していきたいと思います。
お客さんが多ければ多いほど良い
まず、当たり前ですが、舞台でネタをする場合お客さんが多ければ多いほど良いです。
誰しも大勢の前でネタをしたいという思いはあるはずですからね。
特に若手の内はお客さん数人の前でネタをすることも多いですし、お客さんが多ければ気合は入ります。
それでは「気合が入る」とはどんな風に入るのでしょうか。僕なりに説明していきたいと思います。
気合が入るとは
まず、僕としては声の大きさですね。これは単純にお客さんが多いので全てのお客さんに届くように大きな声を出すようになると言うのはあります。
と言っても普段が小さい訳では無く普段が100%のものを120%にするようなイメージですね。
賞レースなども感覚としては近いです。
普段100%でやっているネタを120%でぶつけていく。ただ、それが空回りしてスベることもありますが…。
モチベーションは変わるけど
売れない芸人は普段は数人の前でネタをすることが多いです。それこそ2、3人の時もあります。
当たり前ですが、そんな時でもいつも通りネタをします。
これを人数が少ないからと言って手を抜いたり100%を出さないということはありません。
そこはプロですから誰しも同じことだと思います。
そもそも、そんなことで力を抜くような人は売れないと思いますし…。
いつもよりお客さんが多いから気合が入る。アクセントのようなものですね。
常に少ないのも良くない
先ほど言ったように「モチベーション」は変わります。
ただ、常に少ない人数だったり、逆に常に多すぎても良くないと僕は思っています。
例えば常に数人の前でしかネタが出来ない場合は「今に売れて数百人の前でネタをするぞ!」と言う気持ちがあるかもしれません。
ですが、数人の時期があまりに長すぎると心が折れてしまう可能性もあります。
反対に常に数百人の前でネタをしている場合、たまに少ない人数の前でネタをしたときに気付くことは沢山あると思います。
こう言ったように、お客さんの人数の変化と言うのは芸人にとってモチベーションにもなりますし、新しい景色、いつもと違った景色を見るという点でも大切なことだと僕は考えています。
売れない芸人の目線で考えてみる
このブログは基本的に売れない芸人の目線で見たブログなので売れない芸人の目線で考えてみます。
僕自身の意見でもありますが、普段は数十人の前でネタをやっていても、たまに大きな舞台に立たせて頂ける時があります。
そういった時は、お客さんも普段とは比べ物にならないほど多いですし、気合も入ります。
ですが、その日が終われば、また数人の前でのライブに戻ります。
そんな日々を繰り返すことで「もう一度あの景色を見るぞ!」という思いが強くなって活動にもメリハリが付く訳です。
それがあるから続けられると言うのもありますね。
まとめ
お客さんの人数で芸人のモチベーションが変わると言うのが僕の答えですが、改めて考えてみると、お客さんの人数に一喜一憂したり、そんな日々こそが売れない芸人の象徴とも言えるのかもしれません。
売れない内は主な活動がライブしかないので、ライブにかける気持ちは誰しも同じだと思います。
一人でも多くのお客さんに自分たちのネタを観て貰いたい、それは売れない芸人の全てが思っていることだと思います。
そして、そんな日々の中、売れるために活動している訳ですね。売れない芸人の気持ちや思いが少しでも伝われば嬉しいです。
ありがとうございました。
コメントを残す