どうも、底辺芸人です。
今回は芸人が「消えた」と言われることについて現役で売れない芸人をしている僕目線で話していきたいと思います。
消えた芸人は認知されている
簡潔に言います。
一般的に認知されているからこそ「消えた」と言われます。
多くの芸人は認知すらされずに辞めていくので「消えた」という土俵にすら立てません。
はっきり言って多くの芸人は、元から消えているようなものですから。
一度は世に出ている
「消えた」とされる芸人さんは、どんな形であっても一度は世に出ています。
当たり前ですが、存在を認知されている訳です。
だからこそ「消えた」と言われます。
以前話しましたが、芸人で一度でも「当てられる人」「世の中に認知される人」は極わずかです。
多くの芸人は「消える」所まで行くことも無く辞めます。元から消えているのと同じですし、認知もされていないですからね。
それこそ、本当の意味で「消える」ことになります。
存在そのものが消えます。芸人をしていたことを知られることも無く辞めたことを知られることも無く消えます。
それが芸人の殆どですから。
「消えた」と言われる幸せ
僕は思います。
「消えた」と言われることはマイナスなことでは無く、むしろ「幸せ」だと思います。
9割の芸人が一般的に認知もされず存在も知られずに辞めていく中なのに、「消えた」と言われるくらいまで登り詰めたということですから。
言われている本人からしたら全く「幸せ」なんて感じないでしょうけど。
売れない芸人から見た「消えた」と言われること
お笑いの世界は入れ替わりが多いです。
毎年新しい芸人が出てきては人知れず消えていく人もいます。
売れない芸人である僕からしたら「消えた」
そう言われることですら嬉しく思います。
何故なら現段階で僕という存在は世間的に認知すらされていないから。
世間からしたら「元々消えてる存在」です。
「消えた」=「認知」されていたということです。
最後に言いたいこと
テレビ等を観ていて、「そういえば、あの芸人観ないなあ。消えた?」
そう思うことは多くあると思います。
ですが世の中の芸人の殆どは「認知」すらされないまま辞めていきます。
「認知」すらされないこと「存在」していたことすら知られないこと。
それが何よりも辛いことだと思います。
そして、そんな芸人が殆どだということ。
「消えた」と言われてしまった芸人さんが、どれ程の苦労と努力をして世間に「認知」されたか、ということ。
「消える」ことすら出来ない「存在」すら認めて貰えていない売れない芸人である僕は思います。
それを分かって頂けたら、と思っております。
ありがとうございました。
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