どうも、底辺芸人です。
以前「芸人としての才能とは」という記事を書きました。
才能も実力も芸人が売れる三大要素に含まれているものです。
今回は「芸人としての実力」とはどんなものなのか話していきたいと思います。
芸人としての実力とは
これに関しては色んな見方があると思います。ネタの実力なのか、それとも全てを含めての実力なのか。
まず、芸人と言えば「笑い」ですよね。
そう考えるとネタもネタ以外も、どんな状況でも笑いが取れる人こそ実力がある人だと思います。
例え会場が重くても、そんな重い空気すら笑いに変えられるような人ですね。
単純に「笑い」といっても簡単なことではありません。
ネタで笑いを取る
ネタで笑いを取るとは、そのままの意味です。
舞台でネタをして笑いを取れる芸人ですね。賞レースなどで勝ち上がる人もネタで笑いを取って勝ち上がってきている訳です。
芸人として一番オーソドックスなタイプではないでしょうか。
ネタで笑いを取る。芸人が最初に目指すべきところでもあると思います。
それではネタ以外の笑いとは何があるのでしょうか。
ネタ以外で取る笑い
これは人それぞれの面もありますが、良く言われるのはフリートークなどではないでしょうか。
フリートークはネタでは無く、その文字の通り自由に喋り、笑いをとっていくことです。
漫談にも近いですが、そこまで「作り上げたネタ」という訳では無く実際にあったことを面白おかしく話すようなイメージですね。
ライブのMCの方がライブが始まるまでに会場を温めるのもフリートークと言えますね。
フリートーク
ただ、フリートークと言うものは若手の内はあまり披露する機会がありません。
若手はネタをすることが殆どなのでライブの企画やエンディングで少し話す時間があるくらいです。
それもあって、フリートークの技術を磨くと言うのは難しいものもあります。
練習するものでもないですからね…。
ですが、フリートークができる芸人と言うのは間を持たせることが出来るので重宝します。
先ほども言ったようにMCなど進行するだけでは味気ないですし、そこに笑いを加えていくのがプロですからね。
掛け合いで笑いを取るのも良いですがフリートークで笑いが取れるのは一つレベルが違う気もします。
技術的にはそれだけ難しいということですね。
どんな状況でも笑いが取れる
芸人としての実力で「どんな状況でも笑いが取れる」ということを言いましたが、そう考えるとネタと言うよりフリートークなどで、サッと笑いが取れる人が実力がある人のような気もします。
単純に技術としての難しさもありますからね。
イメージとしても作り上げられたネタの笑いより何も持たたずに戦っている感じもあって格好良い印象もあります。
まとめ
今回は芸人としての実力について話してきましたが、やはりどんな状況でも笑いを取れる人。何なら笑いを取りに行く人でしょう。
それくらい笑いに貪欲な人ならスベっても笑いに変えられるかもしれません。
そして、ネタ以外でも笑いが取れる人。全てを笑いに変えられる人こそ実力がある人でしょう。
マイナスすら笑いに変えられたら本当の実力です。
ネタもトークも全てが面白い。それが芸人の理想ですが、難しいことでもあります。
ありがとうございました。
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