どうも、現役で売れないお笑い芸人をしております。底辺芸人と申します。
以前お笑いの養成所は卒業しても必ず事務所に所属できる訳では無いという話をしました。
それでは、所属できなくても養成所に行く意味はあるのでしょうか。
芸人になりたいと思った時に真っ先に思い浮かぶのが養成所ですが、ただ漠然と行くのでは意味がありません。
メリットもあればデメリットもあります。
今回は、そもそも何の為に養成所に行くのか、所属できなくても養成所に行く意味はあるのかを僕なりに話していきたいと思います。
養成所に行く意味
まず僕自身は養成所に行かないで芸人になりました。
そんな僕なりに思った養成所に行くことの所属以外の意味は、
相方を見つける。繋がりを作る。周りとの力の差を知る。ネタのアドバイスが貰える。
などだと思います。勿論、養成所に行っていない僕の意見なので違うこともあると思いますが…。
順番に説明していきます。
相方を見つける
まずは相方を見つけることでしょう。相方がいない多くの人はそのために養成所に入りますし、とにかく相方を見つける方法として確実なのは養成所です。
お笑いが好き!芸人になりたい!という同じ思いの元で多くの人が集まっている訳ですから相方も見つかりやすいです。
養成所の繋がりが出来る
次に、繋がりと言うのもとても大事です。
養成所に通えば必ず同じ年に入る同期の芸人がいます。そういった繋がりはとても大切でライブに呼んで貰えたり、逆にライブに呼んだりすることも出来ます。
また、何かしらの手伝いを頼むことも出来ますし、一人ではできない事が出来るようになることもあります。
勿論その逆で手伝いを頼まれることもありますが…。
また、同期で売れている芸人がいる場合は話題にも出来ますしエピソードも増えます。
周りとの力の差を知る
これも大切なことでは無いかと思います。誰しも自分は面白いと思って養成所に入りますが、自分より面白い人は沢山います。
そこで周りとの実力差を知ってプラスに活かせる人もいればマイナスになってしまう人もいると思います。
周りとの差を知る機会はなかなか無いので、良くも悪くも経験にはなると思います。
ネタのアドバイスが貰える
続いてネタのアドバイスが貰えることです。これも貴重な経験だと思います。
ネタ見せは必ずありますし作家さんなどからアドバイスを貰ってネタを磨きます。プロの方からアドバイスが貰える訳ですから無駄にはなりません。
養成所に行くメリットとデメリット
メリットは書いてきたように、
- 相方が出来る可能性がある
- 同期との繋がりが生まれる
- 周りとの力の差を知ることが出来る
- ネタのアドバイスが貰える
などでしょう。
逆にデメリットは、
- お金がかかる。
- 卒業までの時間もかかる。
- 事務所によっては卒業後に所属できない。
- 最悪、相方も見つけられないままになってしまう。
などでしょうか。
コンビが組みたかったのに結成、解散を繰り返しているうちに卒業になってしまい、結局ピン芸人でスタート。なんてことも珍しくありませんからね。
所属できなくても…
まとめると所属にならなくても相方を探すきっかけになったりネタのアドバイスが貰えたり無駄にはならないと思います。
ただ、感じ方は人それぞれですしお金がかかるのは確かです。お金も払って、周りとの実力差も知ってネタのアドバイスも思っていたように貰えなかった。そんな状態で相方も作れなければモチベーションは無くなってしまうかもしれません。
メリットもあればデメリットもあります。それぞれにあった選択が一番ですね。
ありがとうございました。
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