どうも、現役で売れないお笑い芸人をしております。底辺芸人と申します。
何度も話していますが芸人は殆ど売れません。売れるための壁はとても高いですし「大変」という言葉では表せないくらいのものがあります。
それもあって多くの芸人は辞めていきます。ですが、辞めてしまえば間違いなく売れません。
では、売れない芸人でも続けていればいつかは売れるのでしょうか?
今回はそんな話をしていきたいと思います。
売れない芸人は何年続けても売れない
結論から言ってしまうと続けていても売れません。
何年でも何十年でもネタが面白くてもつまらなくても売れない人は売れません。現に芸歴二十年以上でも三十年近くになっても売れていない人はいます。
面白い人の方が売れやすくはなりますが、面白さと言うものはあまり関係ないと僕は思っています。
ただ、そんな中でも「苦節十数年」等の芸人が賞レースで出てくることもあります。芸人になる前の僕は、それを見て「やっぱり続けていれば売れるんだ…!」と思っていました。
それは続けていたからではありません。運が良かったからです。僕はそう思います。
売れるための何かを持ち合わせていた人が偶然何かのきっかけで見付かって売れた。
賞レースなどは正にそのパターンです。
売れるための何かを持ち合わせている芸人は沢山います。ですが、きっかけが無いので売れません。
そして、多くの芸人はオーデションや賞レースなど周りからの評価で売れようとします。どんな才能も見る人次第。それでは埋もれてしまいます。
勿論、辞めてしまえば売れるも何もないので続けるということも一つの理由だとは思いますが。
ブログ等もそうですが、ただ続けているだけで売れる訳はありません。
売れる続け方
僕自身が全く売れていないので偉そうに言えることではありませんが、続けるのなら「売れる続け方」をしなくてはいけないと思います。
これは僕の場合ですが今まで芸人活動をしてきて一般的に売れるとされる方法をしていても自分は売れないと思いました。
それもあって僕は芸人活動よりネットでの活動に比率を置くようにしました。
芸人をやるのなら売れたいですし辞めたくないです。そのための形は人それぞれだと思います。
だからこそ僕は最低限の芸人の形を残して今の形になっています。
例えば40代を過ぎても売れない芸人さんは沢山います。
全ての人が何も考えていないとは言いませんが何も考えずに活動を続ければ間違いなく売れません。40代でエントリーライブにしか出られない意味。芸人を売れないまま続ける意味を考えなくてはいけないと僕は思います。
少なくとも長いこと続けてきた中で自分に売れそうな何かがあるのか無いのかは分かっているはずです。
それが無いのならすぐに辞めるべきでしょう。言ってしまえば「才能がなかった」ということになるので…。もっと言うと、それにすら気付けないような人は論外だと思います。
勿論、例外もいるので全てではありませんが…。
お笑いは才能と実力、運の世界
まとめると売れない芸人を続けていたからと言って売れるなんてことはありません。
売れる人は「才能を元々持っていた人」です。ただ世間に見付かるのが遅かっただけです。
その才能を探しながら芸人を続けていくのも方法だとは思いますが、売れるための才能を見付けるのにそんなに時間はかからないと思います。
才能も面白さも無ければ基本的に売れません。才能も面白さもあるのに売れない人もいます。
続けた年数も芸歴も関係ありません。辞めるのが遅くなればその分残るものは後悔です。
苦節数十年で売れました!みたいな極一部の例に夢を抱きすぎると、きっと後悔しますよ。
続けても売れません。才能と実力、運の世界ですから。
ありがとうございました。
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