どうも、底辺芸人です。
皆様「お笑い芸人」のことをどこまで知っていますか?
「お笑い芸人」と言ってもテレビなどには出たこともない「売れない芸人」です。
所謂「下積み芸人」ですね。
今回は「売れない下積み芸人」がどんな活動をしているのか説明していきたいと思います。
売れない芸人の主な活動
まず、メインとなる活動ですが、基本的に「ライブ」です。
「ライブ」とは、お客様の前に立ってネタをすることです。
正直に言ってしまうと、
ライブのみです。
これが半分以上の活動を占めます。
この「ライブ」もエントリー料がかかります。
売れない芸人はライブに出るために「お金」を払います。
基本的にコンビで2000~3000円です。
お客様を呼べば、その分バックがあることもありますが基本的に呼べません。
売れない芸人はファンも少ないので呼べても知り合いなどです。
ちなみにネタ時間は3~5分。それだけで考えるとエントリー料は高いですね。
ライブ回数は人によりますが週2回、月に8回程度は出るとします。
それだけでも毎月16000円から24000円はエントリー料がかかってしまいます。
相方と半分にしても安くて8000円はしますね。
とにかく売れない芸人に出費は付き物です。
下積み芸人のライブ事情については、こちらの記事にて詳しく説明していますので、ご覧ください。
ライブ以外の活動
その他の活動は「ネタ作り」「ネタ練習」「オーディション」「賞レース」等です。
地味かもしれないですが芸人にとっては大切な活動になります。
一つずつ簡単に説明していきます。
ネタ作りとネタ練習
ネタ作り、ネタ練習は相方がいれば予定を合わせて練習します。
公園などでする場合もあれば事務所で出来る場合もありますし、カラオケなど場所を自分たちで借りることもあります。
ピンの場合は家でもどこでも出来ますね。
頻度は人それぞれですし多い場合は会うたびにネタ練習をすることもあるでしょう。
やろうと思えばライブの出番前でも出来ますしね。
オーディション
主にテレビのオーディションです。
事務所から案内が来るので頻度は様々です。
ネタ番組から一芸まで幅は広いです。
稀に関係者から声がかかることはありますが基本的にオーデション経由じゃないとテレビには出演できません。
声がかかる場合は何かしらの経歴を残していなければ、基本的にありません。
賞レース
有名所だとM-1やキングオブコントですね。
これは年に一回です。落ちたら終わりで次のチャンスは来年です。勝ち進めば売れる可能性があります。
主な活動はこれだけ
普段はライブや練習でネタを磨きオーデションや賞レースに備えるのみですね。
そこで結果を出せば営業に繋がったりテレビに繋がったりします。
数少ないオーデションや賞レースの為に普段ライブをしている感じですね。
こうした活動は誰しも通る道です。スタートラインはどんな人も同じですからね。
そして、こんな日々を乗り越えた方々が普段テレビで見かけるような芸人さんです。
ですが、乗り越えられない人が殆どなので「売れない芸人」の活動を知らない方も多いと思います。
これより上の活動をできる人は少ない
今回紹介したのが最低限の活動で、ここで辞めていく人が殆どです。
テレビや営業はもっと上の話、最低限を抜け出せた人達の話です。
芸人になってもテレビ出演や営業などに一度も行くこともなく辞めていく人が殆どですから。
ここを抜けられずに結果を出せずに辞めていく人が多いことも一般的には知られていません。
まとめ
売れない芸人の主な活動は、
- ライブ
- ネタ作り
- ネタ練習
- オーデション
- 賞レース
となります。
オーデションや賞レースに備えてネタを作って練習してライブに出ます。
それを日々繰り返すだけです。
殆どが、それを数年繰り返して芸人を辞めていきます。
「売れない芸人」の活動が何となく分かって頂けたでしょうか?
このブログを通して一人でも多くの人に「売れない芸人」という存在が届くことを願っております。
ありがとうございました。
コメントを残す