どうも、底辺芸人です。
以前「売れない芸人の特徴」という記事を書きました。
今回はネタの観点に重点を置いて売れない芸人の特徴を話していきたいと思います。
また、毎度のことですが僕自身が売れていないので説得力はありません。ただの持論です。
売れない芸人のネタ
まず僕が思うのは初心者に優しくないということです。
例えば、お笑いライブを日頃から見ている人と、そうではない人では笑うポイントも変わってきますし、そもそもネタの見方から変わってきます。
笑いどころが分かりにくい、理解しにくいネタをやっていることが多いイメージがあります。
そこの境目と言うか境界線を意識できているかが伸びるかどうかにもなってくるのではないかと僕は感じています。
あとは伏線回収だったり台本のクオリティなども問題です。
正直に言ってしまうと、よっぽどお笑いが好きな人の前でなければ台本のクオリティなどは気にする必要はないと僕は思っています。
作った側の自己満足になって終わっているパターンが多いですね。
売れていない内はとにかく誰が見ても理解できるネタを心掛けるということが大切でしょう。
基礎的な問題もある
基礎的な問題もあります。
これは漫才で言うのなら声の大きさや小ささ。大きすぎても良くないですし小さければ聞こえません。
これは芸人の世界に入って気付いたことですが芸人と声と言うのはとても大切な結びつきがあって、中でも声の大きさと言うのはポイントになります。
舞台で喋る声が普段会話している声と同じではいけませんし、まず、大きい声と言うのは意外と出そうと思っても出せないものです。
僕も普段から声は大きい方では無いので舞台に立つときだけは意識していました。
売れている芸人さんは「ここぞ!」という時で大声でビシッと笑いを突き刺すように取りに行けるイメージもあります。
声を聴かせるということ
声で言うのなら他にもあります。
単純に何を言っているのか分からないという人もたまにいます。
滑舌の問題もありますし喋りが早すぎたり声が籠ってしまったり原因はいくつかありますが、案外気付かなかったりもします。
舞台用の声で挑まないといけないと言うのも人によってはありますね。
あとは、あまり良くない言い方ですが聞いていたくなる声と聞きたくなくなる声があります。
これに関してはもう声帯の問題なので、大きくは変えられませんが「お笑い向きの声」があるのも事実です。
演技力が無い
今度はコントに当てはまることですが「演技力が無い」これも内容が入って来なくなります。
勿論、それを笑いにすることも出来るので自分たちの見せ方次第ではあると思いますが、最低限の演技力があって損することはありません。
漫才コントで言うのなら表現力でしょう。道具を使わない状態でのコントになりますので表現力が無ければ伝わるものも伝わりません。
違和感を感じてしまう
これは例えば漫才の導入などである「○○な事って良くあるよね?」みたいなセリフに共感できない等ですね。
これに関しては自分は当たり前だと思っていることでも周りから見たらそうでは無くて、そこに違和感が生じてしまうという点ですね。
違和感と言うのも大事な要素で漫才でも話しているストーリーにあまりに矛盾していたりすると疑問を感じてしまいます。
これはコントも同じでコンビニが設定のコントをしていて「実際のコンビニでこんなことないでしょ。」みたいに思われてしまうと笑いに繋がりにくくなってしまいます。
とは言ってもネタですから、あり得ないことは起こるのですが「リアリティ」というものは大切です。
まとめ
今回は売れない芸人の特徴をネタの観点から話していきました。
ネタの内容に関しては自分達がやりたいという思いもあると思うので変えにくい部分もあると思いますが喋り方や見せ方など基礎的な部分は変えることを出来ます。
初めてみる人でも、いかに見やすいかというのが売れない内は特に大切だと思います。
勿論、自分の芸風を貫くのも大切な部分ですが、そこはそれぞれの考え方になってくるでしょう。
時には周りの反応を見つつやりたいことも貫く。それが大切になってくるのでなないでしょうか。
ありがとうございました。
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