どうも、現役で売れないお笑い芸人をしております。底辺芸人と申します。
世の中には沢山の芸人がいますが、その殆どは売れません。
それは以前も話しましたが若手芸人の主な活動が「売れる」に繋がっていないことや、
売れるためのチャンスが少なすぎるのにも関わらず壁が高すぎることだと僕は思っています。
それでは「売れる芸人に法則」などはあるのでしょうか?今回は芸人が売れるための法則について僕なりに話をしていきたいと思います。
売れる芸人に法則はある?
まず、芸人が売れるための法則ですが、そんなものありません。
そもそも法則で売れるような世界ではありません。
例えば、コンビ名に○○が含まれていれば売れるとか、色々と言われていることはありますね。
はい。無いです。そんなものがあったら世の中は売れる芸人で溢れていますから。
そんなものは全て後付けです。
売れた芸人を集めて共通点を探せば何かしら出てきますよ。売れたら何とでも言えますからね。
仮にあるとしたら運を掴み続けているということでしょうか。
以前話しましたが「売れる芸人」と聞いてまず思い付くことは何でしょうか?
多くの人は「面白い人」を浮かべると思います。ただ、面白いだけでは売れません。
何故ならば「面白いの判断」が人によって違いますし、どんなに面白いネタが出来ても知られていなければ意味がありませんし使ってくれる人がいなければ意味がありません。
同じ面白さでも売れる芸人と売れない芸人
例えば面白さが数値化できるとして、全く同じ面白さのネタが出来るコンビが二組いたとします。
面白さは同じですがコンビAにはファンが100人います。コンビBには10人しかファンがいません。
この場合どちらの方が売れる確率が高いかと言えばコンビAの方でしょう。より多くの人に応援されている方が有利なのは確かですし知られている数が多いのも有利です。
僕はネタの面白さは最低限があれば良いと思っています。
それはネタの面白さを追求するあまり本当の面白さが分からなくなって芸人を辞めてしまった人を見てきているからでもありますし、観る人次第で0にも100にもなってしまうものに賭け過ぎるのは芸人を続けていく上でも良くないと思っているからです。
「お笑い」に頼り過ぎないこと
先ほどの例で言うのなら数値化されて二組とも同じ面白さのはずなのにコンビAには100人のファンがいます。それではなぜコンビBには10人しかファンがいないのでしょうか。
これに関しては正しい答えはありません。面白さ以外の別の要素。人柄だったり、その他の部分で増えたファンの可能性もありますし、これはもう言ってしまえば「才能」なのだと思います。
生まれ持った部分です。練習ではどうにもなりません。
お笑いに頼り過ぎると才能がない場合は勝ち目が無くなってしまいます。芸人としての面白さは同じなのにファンの数も違う。売れない…。そうして辞めていった人が沢山います。
応援したいと思わせる何か
こうなったら最後に出来ることは「応援したい」と思わせる何かを見つけていくことしかないと思います。
お笑いに関わらずですが需要がなければ生きていけません。お笑いはそれがファンだったり様々な形で現れます。
応援したいと思わせる何かを見つけること。そしてそこからお笑いに繋げていくのも手段だと思いますし需要と言うものは常に意識しなくてはいけません。
まとめ
売れるための法則というものは無いと僕は思いますが売れるために出来ることはあります。それは時にお笑いとは違うものになってしまうこともあるかもしれません。
ただ、「お笑い」というものはどんな形でも出来ます。今までの形式に捉われすぎずに行動をしていくことも大切だと僕は思っています。
ありがとうございました。
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