どうも、底辺芸人です。
いきなりですが、「芸人が売れるまでの流れ」を知っていますか?
人それぞれ道は違っていても大まかな流れは少なからず存在するのです。
今回は現役で芸人をしている僕が、
芸人が売れるまでの流れを大まかに解説したいと思います。
芸人が売れるまで
芸人が売れるまでの流れは大きく分けると三つになります。その三つとは、
「ライブ」「テレビ」「賞レース」です。
売れやすさで言うのなら「賞レース」「テレビ」「ライブ」でしょうか。
一つずつ説明していきます。
ライブで売れるパターン
まずはライブから売れるパターンですが、これに関して言ってしまうと、
今の時代はほぼあり得ません。
流れで説明するとライブで常に良いネタをしている。ネタが面白いのでファンが増える。劇場でも話題になる…。
そして話題になった先にオーディションを受けることができたりテレビのオファーが来たりするので、最終的には「メディア」に行き着きます。
つまり「ライブ」だけで売れることは基本的に無いと思います。ライブは先に繋げるための手段にしかなりません。
結局は影響力や注目度が大きな問題になるのでライブだけでは足りないのが現状です。
テレビで売れるパターン
続いてテレビです。これは主に「ネタ番組」ですね。
「面白いネタ」よりは「テレビ的」かどうかが最近では重要な気もします。
使いやすいキャラクターやネタを影響力のある「テレビ」で披露し多くの方の目に留まることで「売れる」に繋がりやすくなります。
「こんな人いたんだ…!」という知られるきっかけですね。
知られれば、それだけ応援してくれる方は増えますし、観る側も「応援」のハードルが下がります。
賞レースで売れるパターン
続いて賞レースですが、これに関しては「テレビ」の延長ですね。
まず「賞レース」といってもテレビで放送される「決勝」に限ります。
準々決勝進出も準決勝進出も評価で言うのなら凄いことです。
間違いなく面白く、芸人としても出来上がっていなければ難しいですし倍率で考えれば凄い確率です。
ただ、「決勝」まで行かなければ誰の目にも届かないので意味はありません。
勿論、予選で話題になって売れていく人もいます。
ですが、それは奇跡です。宝くじを当てただけです。可能性が0じゃない、というだけですね。
基本的に「テレビ」と同じです。決勝進出したから売れる訳ではありません。優勝も同じです。
ネタの面白さをアピールする。もしくはテレビ的な爪痕を残すことができなければ「売れる」には繋がりません。
ただ、賞レース優勝、決勝進出と言うのは事務所に属している場合は売り出すポイントにもなるので待遇が変わったりメリットは少なからずあります。
まとめ
ここまでをまとめると、芸人が売れるまでの流れは「ライブ」「テレビ」「賞レース」が主。
ただ、確率などを考えるのなら「ネタ番組」で爪痕を残すことが一番可能性はあると思います。
ですが、全てにおいて曖昧なのも確かですし確実な方法などありません。
頑張ったから必ずしも報われることでもありませんし、運が大きいのも確かです。
そんな中で芸人は誰しも売れるために日々を過ごしているということが伝わればと僕は願っております。
ありがとうございました。
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